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LEADERS BLOG

2021.8.20 / 清水吉樹

『人生を変える方法。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。』

(ネットより)

誰が残した文章なのか諸説あるようですが、野村克也さん、松井秀喜さん、といったトップアスリートの方々、そして多くの経営者の方々が座右の銘として大切にされているコトバです。「うん、そうだよなー」と深く納得できるコトバではありますが、これ、僕たち凡人にはそう簡単にできることではないですよね・・・。まず「心を変える」とこから挫折しそうです・・・(笑)

さて、僕の個人的で勝手な「超解釈」になるのですが、これ、順番を変えた方がしっくりくるんですよね。どう変えるかというと、まずはじめに着手すべきは「行動」ではないかと。そう、とりあえず動いてみる、ということです。難しく考えずに、軽やかにいつもと違うことをする。例えば、ランチは意識して違う店にする、とか、普段読まないジャンルの本を読む、とか、通勤時にいつもと違う車両に乗ってみる、とか、自分から「おはよー」と元気に挨拶してみる、とか。
なんでもいいと思います。そんな気軽なことでも、きっと心に変化がでます(でるはずです!)そうしたら「態度」も変わる(はずです!)。
さあ、ここまではなんとなくできそうな気がしませんか?
でも、問題はここからです。
そう「習慣」です。「習慣」を変えるって、これはかなり難しいです。皆さんどうですか?生活習慣を改めましょう!とか食生活を見直しましょう!とか「今やっていることを変える(止める)」って忠告や提言を、目や耳にしたくない!という人、少なくないのではないでしょうか。でも安心してください!私の「超解釈」では、この問題も解決済です!
それは「変える」を「はじめる」に置き換えればいいのです。つまり「あたらしい習慣をはじめる」で良いんです。変えなくてもいい、加えればいいんです。加えながら結果的に変わっていく、というイメージでしょうか。
そんなことで「習慣」が変わるの~(ウタガワシイ・・)?と思ったそこのあなた!
まずは「行動」してみましょう!
きっと「人生」も変わるはずです!

最後に、この「超解釈」に大きな示唆・影響を与えてくれた福岡のT氏へ、こころからの感謝と敬意をこめて。ありがとうございました。

【参考資料:僕の「超解釈」による『人生を変える方法』】
行動が変われば、心が変わる。
心が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、変化を楽しめる。
変化を楽しめれば、新たな習慣を試したくなる。
新たな習慣を試せば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。

2021.7.9 / 清水吉樹

あん‐ばい【塩梅・按配・案配】
① 塩と梅酢で調味すること。一般に、料理の味加減を調えること。また、その味加減。「―を見る」
② 物事のほどあい。かげん。特に、身体の具合。「いい―に会えた」「―が悪くて寝ている」
③ ほどよく並べたり、ほどよく処理したりすること。「材料をうまく―して話す」「仕事の―を考える」

(以上「広辞苑」抜粋)

いきなり「塩梅(あんばい)」の語彙説明をされても「え??」だと思いますが、今回は「塩梅」をテーマにした内容なので、その前提となる意味をご説明する必要があるなと思いご紹介しました。僕が今回お話をする「塩梅」は上記の「③ほどよくいい感じにする」というニュアンスになります。

さて、僕と仕事をしたり、遊んでくれたことがある人はおわかりかもしれませんが、僕はよく「こんな感じでうまくやっといてよ」とか「ちゃちゃっといい感じでやろう!」と丸投げすることがあります。これは、適当で良い、とか、どうでも良い、という真意ではなく「この人なら細かい指示を伝えるよりザックリ方向性を共有しさえすればよりよい結果になる」という僕なりの考えがあっての発言です。だからもちろん、相手や状況によって「塩梅」はかえます。
例えば、すごくちらかっている部屋があるとして、
❶ある人には『なんか散らかっているからいい感じにしといてよ』。
❷ある人には『なんか散らかっているから整理整頓しておいてよ』。
❸ある人には『これとこれはそこに置いて、床は掃除機をかけて、ついでに「整理整頓!」って張り紙はっておいてよ』。
という感じで。
もちろん❶~❸のどれが良くてどれが望ましい、と良し悪しを言っている訳ではなく、伝える相手との相互理解の度合いや、過去の経験などから「この人にこの案件はこの塩梅で伝えればいいな」と考え発言しています。

って、なんか上から目線で偉そうな感じ・・・。とお思いの貴方・貴女!
違うんです、そうじゃないんです!
僕がここでお伝えしたい趣旨は、
「その時の状況や環境」や「話し手と受け手の関係性」によってニュアンスがかなり違ってくる「塩梅されたコトバ」が、安易にコピーされ再生されることで、仕事の質や遊びの楽しさに悪影響を及ぼすことがあるから注意しないとね!!
ということです。そう注意喚起です。
先ほどの「整理整頓」の例え話でいうと、初対面の人に❶を言っても相手は混乱するし、付き合いが長い人に❸を言ったら「話がくどいな~・・・」となりますよね?
この点を踏まえずに、この「コトバ」だけを第三者や不特定多数の人に「そのまま」伝えるとどうなるか・・・。そう、お察しの通り様々な解釈が発生してかなり困ったことになります。でも、このような事例って、社会や会社や家庭でもけっこう転がってると思うんですよね。みなさんの周りを見回してみてどうですか?
<なんかあの人のハナシって抽象的すぎるんだよね。>
とか
<すげー細かくてめんどくさいんだけど。わかってるし!>
とか
<あれはこういう意味だろう(と思ってやったことが間違っている)。>
など、ありませんか?

コトバが簡単に切り取られ、そして拡散する世の中です。だから、発言する方も受け取る方も、そのコトバや情報は「塩梅」でかなり意味やニュアンスが変わる、ということを意識しつつ、いい感じで暮らしていきましょう。

以上、味音痴な上に話がくどい僕の雑感におつきあいいただき、ありがとうございました。

2021.5.28 / 清水吉樹

先日ある報道番組で「瀬戸内海がきれいになりすぎて漁業に深刻な悪影響を及ぼしている」という内容の特集を見ました。細かい部分は覚えていないのですが、窒素やリン酸といった海洋プランクトンや海藻が必要とする不純物(栄養素)まで除去する「ろ過システム」を導入したことが遠因だとか。つまり、不純物はなんでもかんでも除去して海きれいにする!というコンセプトでの取組の結果、生物の生存に不可欠な「不純物(栄養素)」も失われ、生物が住みにくい海となったという何とも皮肉な話です。
もちろん、漁業に関係のない人たちは「少しくらい魚が減ってもきれいな海になるのだったらいいじゃないか」「きれいな海の何が悪いんだ!」と考えるかもしれません。「魚が減る=悪いこと」と考えることがそもそも偏った意見である、と。でもいくら海がきれいになっても、魚や動物がいない海ってつまんないですよね~。釣りもできないし、ダイビンしても魅力的ではないし・・・。難しい問題ですね。

さて、ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、日々の悩みに関してもなんか似たとこがあるなーと思いませんか?不安や不満や失望や憤り、そういった社会生活での人間関係に付随する様々な面倒な出来事。
「そんな悩みはすべてなくなれば良い!」
「悩みの無い世界にいきたい!」
とおっしゃる人がいますが、さてさて、はたしてそのような環境はどうなんでしょう。
海から不純物がなくなって何も住めない世界になるように、社会から「悩み」という不純物(?)が無くなった時、どんな世界になるのでしょうか。つまんなくて味気ない、もしかしたら人間が人間として生きることができない、そんな世界になるかもしれません。
僕は、日々あれこれ悩みながらなんとかしようとあがくこと、努力することが大好きです。前もお伝えした通りマゾなので(笑)
何の悩みもない(逆説的に何の喜びも無い)そんな理想郷ではなく、調和と矛盾と混沌に満ちた不完全だけど素晴らしきこの世界を、これからも楽しく前向きに生きていこう!
と改めて感じた瀬戸内海の出来事でした。

【PS】
最近「釣り」をはじめました。シーバスとアジ狙いです。下手は下手なりに「釣り」もなかなか面白い世界です。

2021.4.16 / 清水吉樹

欲望。
いきなり「欲望」とかいわれても・・・、と眉をひそめる人も多いかと思います。
ストレートに欲求を口にしたり表明したりすることは、品が無い、とか、ガツガツしてる、とか、良いニュアンスで受け入れられることはあまり多くないかもしれません。
まあ僕も、日ごろ「あれも欲しい」「これも欲しい」「もっと欲しい」「もっともっと欲しい♪」と口に出さないようにしています(笑)
しかし、「欲望」はかなりあります!!
でも何かが欲しいという物欲はそれほどなくて、どちらかといえば「あれをしたい」「こうなりたい」「ここに行きたい」といった非物欲(?)が旺盛です。名誉欲や金銭欲とかも非物欲系ですが、それともちょっと違うんです。どちらかというと、自分ひとりでは達成できないことを成し遂げた時に感じるあのなんともいえないジワジワくる喜び・解放感・脱力感。いわゆる達成感に近いのかも。
仕事や家庭その他さまざまな生活の中で、うまくいかない時・自己嫌悪に陥る時・誰かのせいにしたくなる時、そんな落ち込んだ時に僕を助けてくれるのがこの「欲望」です。
誰かに言われてやるのではなく、誰かに褒めてもらうためでもない。あくまで自分がしたいから・自分が選択したことだからやっているんだ!それを再確認させてくれるのがこの「欲望」だからです。
みなさんも、がんばれ俺!がんばれ私!と奮い立たせてくれるエネルギーがこの「欲望」だったりするんじゃないんですかね。
これからも「欲望」をうまく飼いならしながら、情熱的に衝動的に主体的にエネルギッシュに生きていきましょう。
そう!
Stay hungry, stay foolish!(スティーブ・ジョブズ)

2021.3.5 / 清水吉樹

今回は僕の数少ない趣味の一つ「焚火」の魅力をご紹介します。「焚火?」。そう、木を燃やしそれを眺める行為、です。文字にするとちょっと痛い感じですが、これがなかなか面白く奥深いんです。まずは燃やすための材料「薪」を確保するところから始まります。木を選び、材木屋と交渉して購入し、それを斧で割って、2年ほど乾燥させてやっと「薪」が完成します。そうなんです、けっこう手間暇かかるんです。どちらかというと育成する、という感覚ですかね。だから「薪」はとても愛おしく、大切に扱います。うーん、こう書くと、ますます寂しくて怪しい人ですね・・。
さて、その「薪」に火をつけるのですが、これがまたかなり奥深い!木の種類・大きさ・乾燥具合といった個性を見極めながら「薪」を組み合わせそして火を大きくしていきます。勢いよく燃えてすぐに消えるようなことがないように、燃え方を予測しながら「薪」を選び投入する。そうすると美しい炎がゆらめきはじめます。時にダイナミックに、時に優しく。ああ、想像しただけでうっとりする。・・・。
火が薪につき少しずつそして確実に伝播しながら大きくなるには、しっかりと「薪」の個性を見極め、タイミングを見計らって追加投入し、周囲の状況(気温や風)にあわせて環境を整える必要があります。
そうなんです。焚火には情熱的で熱く燃える「炎」、その熱量を伝播する「薪」、そして大きく育成するための「技術」。このような要素の連携が必要でこれって世の中のいろんなことにあてはめて考えることができるなーと、時々ふと考えたりします。
はい、なんか最後の最後まで寂しくて気味の悪い趣味語りになってしまいましたが、
読者の皆様には何か共感できる部分を感じていただけると幸いです(笑)