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LEADERS BLOG

2020.9.25 / 浜永 良成

ときおり亡くなった母のことを思い出します。

背丈が同じくらいで口元のしわが似ているおばあちゃんに街ですれ違った時。
家内が作ってくれた味噌汁や煮物が偶然母の味と似ていた時。
電車の中で母に声が似ているおばあちゃんの声を聞いた時。

そんな時もうすぐ7回忌なのに母はもういないんだなぁと思い、昔の些細なことが脈略なく頭の中に浮かびます。

妹とよく喧嘩して「お兄ちゃんでしょ!妹いじめたらダメ!」と怒られたこと。
朝ごはんの時に炊きたてご飯を熱そうにおにぎりにしてくれたこと。
(握ったはしから妹と熱々を食べる)
私が母の言うことを聞かずに怒って私が好きだったビートルズのレコードを割ろうとしたが弾力が強くて割れなくておかしかったこと。
高校受験の時に冗談で不合格だったと電話した時の悲しそうな声。
(ごめん)
高校の時に下宿していた友人の分まで毎日弁当を作ってくれて鞄が重かったこと。(ありがとう)

そんなふうに想い出すことも供養かなぁと、、、考えたりもします。

当然最期は棺の中で穏やかに眠っている顔。
(いつまでも目に浮かびます)

もう一度あの声を聞きたい、名前を呼んで怒られたい、、、と無性に思ってしまいます。

2020.9.18 / 久保繁

先日、仕入先商談のため専務と横浜のとある駅にて待ち合わせしていました。
手土産も名古屋から持参して準備万端。
少し早く着いたので、構内で休憩所を探していたところ、突然おじ様が私の手土産入りの紙袋に当たってきました。(わざわざ)
私も一応「あっ、すいません」と一言発して(紳士ですから)立ち去ろうとしましたが、そのおじ様は「ちょっと待て」と私を止めます。
そこからは端折りますが、俗にいう「因縁」スタートですね。
直感的にこれは対応を誤ると厄介系だと判断しました。
数々のクレーマー対応した過去の経験を頭から呼び起こします。
待ち合わせの時間もあるのでなるべく最短で終わらせたいところ。
①理不尽だろうと言い返さない→何を言っても感情的・上げ足取るので終わりがない
②場所を移す→移動する時間で相手を落ち着かせる効果
③第三者をすぐかませる(この場合駅員に)→1対1で対峙しない
※駅員もマニュアルがあるはずなので、間に入って対応してくれます。
④長引くようなら警察呼ぶ→ここで真実を丁寧に伝える。
自分としては③として終わらせたかったのですが、結局④まで行ってしまいました。(逆に何言われても粛々と冷静な感じも良くなかったのか)④まで行くとあとは早く進みますので無事解決されました。
さすがの私もドッと疲れが来ましたね。
さて急いで待ち合わせ場所に行かなくては…。
向かう方向に目を向けると、「お疲れさん」と満面の笑みで待ってくれていた専務の顔が・・・先ほどの疲れも一気に吹き飛んでしまいました。
おかげで商談も有意義に終えることができました。

2020.9.11 / 清水吉樹

今回のブログは、かなり個人的な出来事とそこから感じたことです。
「落ち」も「教訓(?)」もありません。
(と、防御線をはらせてもらった上で)よかったら読んで下さい。

ちょっと前、スマホを買い替えました。
前回購入したのは、ちょうど三和物産に入社したくらいのタイミングだったので、約6年前。かなり久しぶりの機種変です。
いや、かなり衝撃を受けました。同じスマホなので基本的にはできることは同じなのですが、快適さ(使いやすさ・速さ・見やすさ)がケタ違い。すごいですね、ホントに。
で、早速「スマホ決済(QRとかバーコードとか)」をやってみよう!と、いろいろ調べ、アプリを入手し、チャージして準備完了。よし!使ってみようと実際に買い物をしてみました!
「うーん、まあ便利といえば便利なんだろうけどなんかめんどくさいなー」というのが本音。何がめんどくさいかというと、大丈夫かな?ちゃんと間違いなく決済されてんのかな?と毎回この不安と戦うことが「めんどくさい」。つまりこのシステムに対する信頼が僕には無いということが問題というか原因だと考えています。まあ、そんなめんどくさいこと考えずに「ピピッ」と使えばいいんですけどね(笑)
あらためて、人って理性(合理的かどうか)だけではなく感情(なんかいやだな)で動く生き物なんだなー、と実感しました。

はい、今回は以上です。
次回、気が向いたら「スマホ決済」を僕が活用できるようになったかどうかご報告します!

2020.9.4 / 小平洋一

 この数回のブログでは、業績やコロナについて書いてきましたので、この辺で少しばかり箸休めを・・

「御伽衆」

 皆さん、この漢字読めますか? 意味が分かりますか?
 これは「おとぎしゅう」と読みます。

 古い話ですが、室町時代の後期頃から江戸時代の初めころにかけて将軍や大名の側にいて、雑談に応じたり、自己の経験談、書物の講釈などをした人の職名です。
 自身に多彩な知識や話術を身につけ、トップに世情を語る・・そんな役目の人が昔は存在しました。

 社外では「お客様」に、社内では「上司や部下」に対して、そんな存在になってみるのも良いと思います。
簡単に言うと、「聞き上手」「話し上手」になり、相手のふところに入って行く事で、思わぬ話が聞けたり情報が入ったりするものですと言う事です。

 頼りにされる存在、信頼される存在に近づくためにも試してみては如何でしょう。きっと人との会話が今以上に楽しく価値のあるものになるかもしれません。