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LEADERS BLOG

2026.5.19 / 西河誠人

5月の「母の日」から、6月の「父の日」へと向かうこの時期。
皆さんは『死んだ母の日展』『死んだ父の日展』という取り組みをご存知でしょうか。「死んだ」という言葉は、必要な多くの人に届くよう、あえて選ばれたものです。

私は数年前にこの企画に出会い、私が考えたこともない観点(母がいない人が迎える母の日)にハッとさせられ、この大切な活動が未来へ続くようにと、2年前から協賛を続けており、今年もサポートさせていただいています。

「母の日は、多くの人にとって感謝を伝える日として定着しています。しかしその一方で、母を亡くした人にとっては、「ありがとう」を伝えたい相手がもういないことを突きつけられる日でもあります。「死んだ母の日展」は、そうした見えにくい感情に光をあてるために始まりました。亡き母へ手紙を書くこと、そして他の誰かの手紙を読むことを通して、死別とどう付き合っていくかを静かに見つめ直す場です」と企画した中澤さんは 話されています。

私の両親はおかげさまで健在で、たわいもない会話も日常の当たり前になっています。
だからこそ、この「死んだ母の日展」を知った今、「母の日」にどこまで想像力を働かせ、寄り添えるかという、葬儀業界に身を置く私たちが大事にすべき姿勢を改めて突きつけられた気がしました。

6月の「死んだ父の日展」も含めてしばらく開催されていますので、ぜひリンクからご覧ください。

『死んだ母の日展』の詳細はこちら
『死んだ父の日展』の詳細はこちら

2026.4.6 / 西河誠人

4月1日、三和物産には3人の新卒メンバーが加わってくれました。
数年前の三和物産では考えられなかった光景です。
数多くの企業の中から、三和を選んでくれて心から嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいです。

伸びしろしかない3人!どんな風に成長していくのか今から楽しみです。

皆さんは、1年前と比べて自分をどう見ていますか?
他人と比べるのではなく、自分という軸で考えたとき、
1年前よりも「成長したなぁ」と心から言えますか?

仕事の多くは依頼から始まります。
ぜひこの観点で成長を振り返ってみてほしいです。
「依頼は成長のものさしである」という考え方です。
仕事を依頼する側は、無意識のうちに相手を観察しています。
「今のスキルならここまで任せられるか」「今の彼の状況なら、この難易度がベストか」「次はこれくらい期待したいな」……。

これは社内の上司・部下だけの話ではありません。
お客様や取引先も同じです。 私たちが受けている依頼の「質」が、1年前と比べて変わっているかどうか。
これこそが、自分の現在地を知る指標(ものさし)だと思うのです。

新卒の3人も、1年後に依頼されることは全く別物になっているはずです。
1年前に入社した新卒1期生である2人に依頼している内容は、1年前とは比べものにならないほどレベルが上がっています。

「どうやったら、これまでにない依頼をされるのか?」
「どうやったら、新しい質の依頼をされる自分になれるのか?」
今、この問いを改めて自分に、そして社内に投げかけてみたいと思います。

みんなの成長を感じられる1年後が楽しみだ。

2026.2.20 / 西河誠人

「お父さんの趣味って何?」

先日、大学生になる息子から不意に聞かれ、私は数秒フリーズした挙句、「……特にないな」という、我ながら絶望的にくそ面白くない回答をしてしまいました。

普段は「挑戦」だの「面白がる」だの、威勢のいいことを言っている男の末路がこれです。

すかさず子供から「いやいや、映画も観るし本も読んでるじゃん。スポーツ観戦とかは?」と、もっともなツッコミが入りました。確かにそうです。でも、自分の中でそれを「趣味です!」と胸を張って言えない、妙な後ろめたさがあるんです。

というのも、恐らく私の中で「趣味=履歴書に書けるぐらいのもの」か「余暇にお金をかけてでも楽しみたい、行動したいもの」という、ストイックな認識がこびりついているせいで、中途半端な自分を出すのが申し訳ない気がしていたのです。

そこから「趣味ってなんだ?」と気になり、少し調べてみました。

博報堂生活総合研究所の「生活定点」調査(2024年)を見てみると、「自分は無趣味である」と回答した人は22.5%もいるそうです。

案外、同志がいるんだなと少し安心しました。

しかし、だからこそ余計に「趣味ってなんだ」と気になり始めています。

結局、世の中で言う「趣味」って、みんな一体何のことを指しているのでしょうか?

「趣味はない」と答えた22.5%の同志たちと一緒に、一度じっくり問い直してみたい気分です。

2026.1.15 / 西河誠人

前回からの続きですが、神奈川県の高校生が修学旅行で金沢を訪れ、14人が三和物産に足を運んでくれました。 迎えた金沢での最終日はプレゼンです。

当日までに何度か相談の依頼がありましたし、夜遅くまで準備に没頭している様子も聞いていました。短期間の関わりですが、こんなに真剣に取り組んでくれれば関わった甲斐があるなぁと会場に向かいました。

皆さんのプレゼンそのものはもちろん、作り込まれた資料もめちゃくちゃ良かったです。

中でも、私たちの大切な「ゆめだっこ」を広めるチームが考えたアイデアは「絵本をつくる」というもの。 正直なところ、「たった1週間で絵本?本当に?」というのが最初に聞いた時の感覚でした。前日の確認では、完成にはまだまだな状況でした。「明日の本番、どう着地させるつもりなんだろう」と思っていたんです。

プレゼンの時に受け取った絵本は完璧に仕上がっていました。14ページの完全オリジナルストーリーで内容も素晴らしく、マジで泣ける内容。完成させたやりきる力にも感動しました。

やりきったチームリーダーが、最後の挨拶で感極まって泣いていました。まわりのメンバーも引率の方も一緒に泣いている姿を見て、私ももらい泣きしました。

高校生の皆さんありがとう。いつかこの絵本を世に出します。

2025.11.21 / 西河誠人

先日、神奈川県の高校生が修学旅行で金沢を訪れ、三和物産に足を運んでくれました。1週間の滞在中に、三和物産の商品販売や街頭アンケートなどに挑戦してくれるという企画です。 私たちも事前の学習から関わらせてもらい、本社では会社説明や「死ンキング」の体験をしてもらいました。

高校生にとって「死」や「別れ」なんて、普段はあまり話題にしないテーマですよね。最初はきっと、面食らったんじゃないかと思います。 でも、だからこそ、このテーマを通して面白い観点や問いを投げかけられるんじゃないか。そう考え、「誰にでもいつかくる終わりについて考えることで、人生のヒントが見つかるかも」をメインメッセージに、彼らと話をしてみました。

ただストレートに伝えるだけでは、どうしても目を背けたくなりますし、興味も持ちにくいのが「死」や「別れ」です。 ですが、三和物産には皆でつくりあげてきた強い味方がいます。 「ひつぎひつじ」「死ンキン君」といったキャラクターや、「桜風棺」「ラストベッド」「ゆめだっこ」「Rotch」「kimonoyarn」、そして「死ンキング展」。言葉だけでは伝わりにくい想いも、こうした視覚的・体験的なコンテンツがあれば、若い世代の心にきっと届くと信じています。

未来を考えるとき、「死」や「別れ」について考えることは、逆説的ですが「自分にとって本当に大切なもの」を浮き彫りにしてくれます。これって、未来を選ぶときのすごく大事なヒントになるんです。 「死」や「別れ」を扱う会社だからこそ、未来をよくするための問いを発信することができる。今回、高校生の皆さんとお話しして、まだまだ面白いことができる!という可能性を強く感じました。

次回、実際に高校生がどんな反応をしてくれたのか、詳しくお話ししたいと思います。