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LEADERS BLOG

2020.10.23 / 清水吉樹

会ったことは無いけど僕がとても敬愛する人の一人に、出口治明さんという方がいらっしゃいます。ご存知の方も多いかと思いますが、かなりの読書家です。またご自身も様々な書籍を執筆されていて文化・歴史・宗教など様々なテーマでかなり骨太な内容のものが多く僕は大好きです。
さて、出口さんをはじめ私が尊敬する人が推薦する書籍は「読んでみようかな」と素直に思えるのですが、あまり興味がない人から『この本面白いから読んでみろよ』といわれると、あまり読む気はしません(というか絶対読みません)。だから僕もあまり「この本面白いから読んでみたら」と人に言うことはしないようにしています。
と、前置きしつつ、今回は1冊の本を読んで感じたことをお伝えしようと思います。別に推薦しているわけではありません。私の「感想文」程度に読んでみて下さい!

「ローマ人の物語」(塩野七生)という本があります。古代ローマ時代のことを教えてくれる内容なのですが、歴史というよりも当時生きてきた人が何を考えていたか?何をしたかったのか?そのパーソナルな部分を著者の主観で魅力的に描いている点がとても面白いんです。あと当時の風俗・風習などもわかってかなりの衝撃を受けました。
今から2,000年以上も前の時代に相続税、裁判、弁護士、上告、離婚、選挙、銭湯、劇場、ワイン(葡萄酒)、高速道路、利息、人間関係が原因での自殺、と言った概念やモノがローマ帝国には存在していたんです!なんかびっくりしませんか?紀元前の時代ですよ。
現在と比べるとテクノロジーや科学のレベルは全く異なりますが、人間の生活のベースになる基本的な部分はあまり変化はないんですよね。

・・え?そんなにびっくりしませんか?そうっすか。

まあ、何が言いたかったかというと、歴史や先人の方々の記録から謙虚に学ぶべきことはたくさんあるなぁ~、ということです。未来を見据えいろいろ考える事は当然のこととして、過去(歴史)を学びそこから気付きを得ることも、同様に、いやそれ以上に大切なことなのではないか、と最近特に感じています。

【追伸】
最近「鬼滅の刃」にはまってます。まだ最終話まで読んでないのでネタバレ的な内容を僕に伝えようとすることはやめてください。お願いします。

2020.10.16 / 小平洋一

1年は早いもので、第64期がスタートしました。
今年度は組織改編もあり、名実ともに新たなスタートです。

63期は国内外を問わず、本当に様々な環境変化がありました。
台風19号・21号の大型災害、オーストラリア・アメリカでの山火事、現在も終息の目途が立たない新型コロナウィルス・・・

この様な異常とまで言える状態ではありますが、当社は比較的健全な経営を継続する事が出来ました。これは従業員の皆さんの努力の賜物です。こと営業担当者の皆さんは、顧客訪問できない・・など、これまでに無い苦労をされている事と思います。

現在も猛威を振るうコロナ禍で、様々な様式が変化し始めています。
この様な環境の中でも、エンドユーザーの皆様は当社の商品を必要としています!
三和物産の存在意義は、どのような環境の中でも、心のこもった葬送の手助け事が出来る事ではないでしょうか。
皆さんは、私たちの商品を必要とするエンドユーザー様に、それを届ける事が出来る唯一の存在であると考えます。これは、私たちにしか出来ない事です!

新年度、様々な困難が有ろうとも、この誇りをもって邁進しようではありませんか!

2020.10.9 / 西河誠人

今回もSANWA&CO.のオリジナルキャラクター
ひつぎひつじについてです。
https://twitter.com/hitugihituji

ひつぎひつじが生まれてからの話です。

TwitterなどSNSで発信していくキャラクターが決まり、
最初のキャンペーンに使う動画コンテンツとして
『むびしばい』製作をハヤカワさんに、とりかかってもらいました。
※『むびしばい』はゴーストノートさんの伝わる動画の名称です。

出来上がってきたものは、
想像以上にインパクトのあるものに仕上がっていました。

メンバー以外の社員や家族などにも見てもらい、
少し修正をしながら、完成したのがこちら
ひつぎひつじの紹介動画

この動画コンテンツを見て、皆さんがどんな反応をするのか、期待と不安が半々でした。

2019年9月19日に『ひつぎひつじがTwitterはじめたよキャンぺーン』を開始。

当時、Twitterを開設したばかりで、フォロワーが数人の状態でしたが、
キャンペーンによりフォロワーが一気に5000人超え!
紹介動画が1週間で1.5万回の再生数を記録したのでした。

想像以上の反響にメンバーも手ごたえを感じたのと、
これまでにないワクワク感を感じました。

そしてなにより嬉しかったのが、皆さんからの本当にたくさんのコメントでした。
どんな内容のものがあったのか、次回紹介したいと思います。

次回ひつぎひつじについては最終回です。

2020.9.25 / 浜永 良成

ときおり亡くなった母のことを思い出します。

背丈が同じくらいで口元のしわが似ているおばあちゃんに街ですれ違った時。
家内が作ってくれた味噌汁や煮物が偶然母の味と似ていた時。
電車の中で母に声が似ているおばあちゃんの声を聞いた時。

そんな時もうすぐ7回忌なのに母はもういないんだなぁと思い、昔の些細なことが脈略なく頭の中に浮かびます。

妹とよく喧嘩して「お兄ちゃんでしょ!妹いじめたらダメ!」と怒られたこと。
朝ごはんの時に炊きたてご飯を熱そうにおにぎりにしてくれたこと。
(握ったはしから妹と熱々を食べる)
私が母の言うことを聞かずに怒って私が好きだったビートルズのレコードを割ろうとしたが弾力が強くて割れなくておかしかったこと。
高校受験の時に冗談で不合格だったと電話した時の悲しそうな声。
(ごめん)
高校の時に下宿していた友人の分まで毎日弁当を作ってくれて鞄が重かったこと。(ありがとう)

そんなふうに想い出すことも供養かなぁと、、、考えたりもします。

当然最期は棺の中で穏やかに眠っている顔。
(いつまでも目に浮かびます)

もう一度あの声を聞きたい、名前を呼んで怒られたい、、、と無性に思ってしまいます。

2020.9.18 / 久保繁

先日、仕入先商談のため専務と横浜のとある駅にて待ち合わせしていました。
手土産も名古屋から持参して準備万端。
少し早く着いたので、構内で休憩所を探していたところ、突然おじ様が私の手土産入りの紙袋に当たってきました。(わざわざ)
私も一応「あっ、すいません」と一言発して(紳士ですから)立ち去ろうとしましたが、そのおじ様は「ちょっと待て」と私を止めます。
そこからは端折りますが、俗にいう「因縁」スタートですね。
直感的にこれは対応を誤ると厄介系だと判断しました。
数々のクレーマー対応した過去の経験を頭から呼び起こします。
待ち合わせの時間もあるのでなるべく最短で終わらせたいところ。
①理不尽だろうと言い返さない→何を言っても感情的・上げ足取るので終わりがない
②場所を移す→移動する時間で相手を落ち着かせる効果
③第三者をすぐかませる(この場合駅員に)→1対1で対峙しない
※駅員もマニュアルがあるはずなので、間に入って対応してくれます。
④長引くようなら警察呼ぶ→ここで真実を丁寧に伝える。
自分としては③として終わらせたかったのですが、結局④まで行ってしまいました。(逆に何言われても粛々と冷静な感じも良くなかったのか)④まで行くとあとは早く進みますので無事解決されました。
さすがの私もドッと疲れが来ましたね。
さて急いで待ち合わせ場所に行かなくては…。
向かう方向に目を向けると、「お疲れさん」と満面の笑みで待ってくれていた専務の顔が・・・先ほどの疲れも一気に吹き飛んでしまいました。
おかげで商談も有意義に終えることができました。