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今回は僕の数少ない趣味の一つ「焚火」の魅力をご紹介します。「焚火?」。そう、木を燃やしそれを眺める行為、です。文字にするとちょっと痛い感じですが、これがなかなか面白く奥深いんです。まずは燃やすための材料「薪」を確保するところから始まります。木を選び、材木屋と交渉して購入し、それを斧で割って、2年ほど乾燥させてやっと「薪」が完成します。そうなんです、けっこう手間暇かかるんです。どちらかというと育成する、という感覚ですかね。だから「薪」はとても愛おしく、大切に扱います。うーん、こう書くと、ますます寂しくて怪しい人ですね・・。
さて、その「薪」に火をつけるのですが、これがまたかなり奥深い!木の種類・大きさ・乾燥具合といった個性を見極めながら「薪」を組み合わせそして火を大きくしていきます。勢いよく燃えてすぐに消えるようなことがないように、燃え方を予測しながら「薪」を選び投入する。そうすると美しい炎がゆらめきはじめます。時にダイナミックに、時に優しく。ああ、想像しただけでうっとりする。・・・。
火が薪につき少しずつそして確実に伝播しながら大きくなるには、しっかりと「薪」の個性を見極め、タイミングを見計らって追加投入し、周囲の状況(気温や風)にあわせて環境を整える必要があります。
そうなんです。焚火には情熱的で熱く燃える「炎」、その熱量を伝播する「薪」、そして大きく育成するための「技術」。このような要素の連携が必要でこれって世の中のいろんなことにあてはめて考えることができるなーと、時々ふと考えたりします。
はい、なんか最後の最後まで寂しくて気味の悪い趣味語りになってしまいましたが、
読者の皆様には何か共感できる部分を感じていただけると幸いです(笑)
先日ふと感じたことがあります。
とある仕事を、「良かれと思いやってあげた・・」
とても思いやりのある協力的な模範行動だと思います。
でも、本当にそうだったのでしょうか・・
見方によれば、やってあげたことで、やってもらった人は「経験」が出来なかった・・
のかもしれません。
仲間同士が協力し合って業務に当たる。この本当の意味での効果が出るのは、
「互いに協力し合うことの意味を、しっかりと理解しあっている」場合だと感じます。
ある時には「やらせなければいけない時もあるでしょう」
ある時には「厳しいことを言ってあげなければならないこともあるでしょう」
本当の「優しさ」は「その人のためを思う思い遣り」ではないでしょうか。
仕事の中でも、次の人の仕事に対する「思い遣りある、優しい仕事」を心掛けたいものです。
「読書のすすめ」という名の本屋があることを知人から教えてもらいました。
全国から多くのお客さんが店長の清水さんに本を薦めてもらうために来店されるそうです。
興味が湧いたので検索したところ
店長の清水さんが著者の本がありました。
「逆のものさし思考」(著・清水克衛/エイチエス株式会社)
ちょうど営業のさまざまなスキルの定義を
言語化して尺度やものさしを作ろうと思っていた矢先だったので
「ものさし」という文字に興味を持ちました。
で、本の紹介を見ると
『自らの肚で考え、常識に流されない確かな「ものさし」を身につけること
世間のものさしをはずしてものごとを見ることで、
「本当のことは何か」
「世間で言われていることの裏にはなにがあるのか」
という問いと向き合う』
と書かれていました。
読んでみたいという衝動で購入を決めました!
「思い込み」や「常識」を疑うためには、
「問い直し」「問い返し」ができるかがポイントで
そのためには、自分の「ものさし」がどう磨かれているのか!
前回の私のブログでは抜けていた観点でした。
話は変わりますが、
先日嬉しいことがありました。
営業のAさんが、業界の長年の「思い込み」を疑ったことがきっかけで、
お客様に喜ばれる成果をもたらしました。
ここからAさんの快進撃を期待したいと思います。
あるお客様に打合せの際にこう言われました。
「業者さんはどこでもいいんですよ、良くて安い提案を採用するよ」と。
ビジネスとしては当然のこと。
でも、ちょっと他社とは少し違う位置に着けてきたかなと勘違いしていたので少しがっかりしました、と同時に身が引き締まる思いがしました。
こんな程度の提案では十分な評価はして頂けない、もっと柔軟に考えなくてはいけない。
お客様の本当にやりたいこととそれを上回るような提案を適切な価格で実現できれば他社とは異なる選ばれる存在になれる。
これまでの当たり前を疑い、思い込みをいったん捨て、他の領域にも目を拡げて、お客様に驚きを与え、両社の経営に貢献できるそんなモノコトの創造を目指していきたい。
「三和さんじゃないとだめなんだ」
と言われるようになりたい。
まだまだできることはあるはずである。
私は昔から中国の歴史ものが好きです。
最近の中国歴史ドラマも面白いですが、やはり一番好きなのは王道の三国志でしょうか。
三国志ではいくつかの名言というか諺になっている逸話もあります。
その中の一つの話ですが、名軍師として名高い諸葛亮の後継者と期待されていた馬謖が、諸葛亮の命令に背いて敵軍に乗り込み大敗してしまいます。スタンドプレーですね。諸葛亮は全体の士気が下がることを懸念して、軍の規律を守ることを重視します。諸葛亮はすごく可愛がっていた馬謖を処罰し、泣きまくったのです。
どうしても自分の身近な人は情が生まれます。仕事においても期待していたり可愛がっていたりならなおさらです。
「嫌われたくない」「よく思われたい」と思うのは人の性ですが、仕事に個人的感情を持ち込むと、会社に大きな損害を与える場合もあり、状況判断を誤る結果にもなりかねません。
「泣いて馬謖を斬る」正すものべきは正す。組織の秩序のために斬らなければならないのは斬る側の立場にもとても辛いことですよね。
そんな決断をする場面が来なければいいなと改めて思う次第です。
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