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LEADERS BLOG

2025.11.21 / 西河誠人

先日、神奈川県の高校生が修学旅行で金沢を訪れ、三和物産に足を運んでくれました。1週間の滞在中に、三和物産の商品販売や街頭アンケートなどに挑戦してくれるという企画です。 私たちも事前の学習から関わらせてもらい、本社では会社説明や「死ンキング」の体験をしてもらいました。

高校生にとって「死」や「別れ」なんて、普段はあまり話題にしないテーマですよね。最初はきっと、面食らったんじゃないかと思います。 でも、だからこそ、このテーマを通して面白い観点や問いを投げかけられるんじゃないか。そう考え、「誰にでもいつかくる終わりについて考えることで、人生のヒントが見つかるかも」をメインメッセージに、彼らと話をしてみました。

ただストレートに伝えるだけでは、どうしても目を背けたくなりますし、興味も持ちにくいのが「死」や「別れ」です。 ですが、三和物産には皆でつくりあげてきた強い味方がいます。 「ひつぎひつじ」「死ンキン君」といったキャラクターや、「桜風棺」「ラストベッド」「ゆめだっこ」「Rotch」「kimonoyarn」、そして「死ンキング展」。言葉だけでは伝わりにくい想いも、こうした視覚的・体験的なコンテンツがあれば、若い世代の心にきっと届くと信じています。

未来を考えるとき、「死」や「別れ」について考えることは、逆説的ですが「自分にとって本当に大切なもの」を浮き彫りにしてくれます。これって、未来を選ぶときのすごく大事なヒントになるんです。 「死」や「別れ」を扱う会社だからこそ、未来をよくするための問いを発信することができる。今回、高校生の皆さんとお話しして、まだまだ面白いことができる!という可能性を強く感じました。

次回、実際に高校生がどんな反応をしてくれたのか、詳しくお話ししたいと思います。