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LEADERS BLOG

2025.8.12 / 久保繁

フィクションですと池井戸潤の作品が好きです。

特に好きなのが「下町ロケット」です。
(コテコテの熱い系・痛快系が好きですね)
本も読みましたが、ドラマも見ましたが本当に面白かったですね。

吉川晃司演じる帝国重工の財前部長、いいですよね。
無人農業ロボットを巡る問題で、窮地に立たされた佃製作所を助けるため、財前が帝国重工の経営陣を説得するシーンでのセリフで、
「世の中のために、救えるものであれば手を差し伸べる。それが、わが社が担うべき責任であるべきです」
くさいセリフですけど、好きですね。
このセリフは、企業としての利益だけでなく、困っている人々を助けるという大きな使命を訴えるものでした。信念を貫く覚悟ですね。

わが社に置き換えると「世の中の人にいい商品だと思ってもらいたい」
この想いは間違いないです。
私たちの商品で最後を送り出すことができて本当に良かったって思われたいです。

きれい事かもしれませんが、
「いくら利益をもたらそうと、不誠実なものが誠実なふりをすれば、会社は乱れる」
ビジネスの世界にいながらも、利益や立場を超えた「正しいこと」を追求するという「誠実であること」の大切さを下町ロケットでよく描いていると思います。(池井戸節!)

日々、今の自分(行動)は「誠実なのか?」と自ら問い続けていく人でありたいですね。