LEADERS BLOG
「読書のすすめ」という名の本屋があることを知人から教えてもらいました。
全国から多くのお客さんが店長の清水さんに本を薦めてもらうために来店されるそうです。
興味が湧いたので検索したところ
店長の清水さんが著者の本がありました。
「逆のものさし思考」(著・清水克衛/エイチエス株式会社)
ちょうど営業のさまざまなスキルの定義を
言語化して尺度やものさしを作ろうと思っていた矢先だったので
「ものさし」という文字に興味を持ちました。
で、本の紹介を見ると
『自らの肚で考え、常識に流されない確かな「ものさし」を身につけること
世間のものさしをはずしてものごとを見ることで、
「本当のことは何か」
「世間で言われていることの裏にはなにがあるのか」
という問いと向き合う』
と書かれていました。
読んでみたいという衝動で購入を決めました!
「思い込み」や「常識」を疑うためには、
「問い直し」「問い返し」ができるかがポイントで
そのためには、自分の「ものさし」がどう磨かれているのか!
前回の私のブログでは抜けていた観点でした。
話は変わりますが、
先日嬉しいことがありました。
営業のAさんが、業界の長年の「思い込み」を疑ったことがきっかけで、
お客様に喜ばれる成果をもたらしました。
ここからAさんの快進撃を期待したいと思います。
あるお客様に打合せの際にこう言われました。
「業者さんはどこでもいいんですよ、良くて安い提案を採用するよ」と。
ビジネスとしては当然のこと。
でも、ちょっと他社とは少し違う位置に着けてきたかなと勘違いしていたので少しがっかりしました、と同時に身が引き締まる思いがしました。
こんな程度の提案では十分な評価はして頂けない、もっと柔軟に考えなくてはいけない。
お客様の本当にやりたいこととそれを上回るような提案を適切な価格で実現できれば他社とは異なる選ばれる存在になれる。
これまでの当たり前を疑い、思い込みをいったん捨て、他の領域にも目を拡げて、お客様に驚きを与え、両社の経営に貢献できるそんなモノコトの創造を目指していきたい。
「三和さんじゃないとだめなんだ」
と言われるようになりたい。
まだまだできることはあるはずである。
私は昔から中国の歴史ものが好きです。
最近の中国歴史ドラマも面白いですが、やはり一番好きなのは王道の三国志でしょうか。
三国志ではいくつかの名言というか諺になっている逸話もあります。
その中の一つの話ですが、名軍師として名高い諸葛亮の後継者と期待されていた馬謖が、諸葛亮の命令に背いて敵軍に乗り込み大敗してしまいます。スタンドプレーですね。諸葛亮は全体の士気が下がることを懸念して、軍の規律を守ることを重視します。諸葛亮はすごく可愛がっていた馬謖を処罰し、泣きまくったのです。
どうしても自分の身近な人は情が生まれます。仕事においても期待していたり可愛がっていたりならなおさらです。
「嫌われたくない」「よく思われたい」と思うのは人の性ですが、仕事に個人的感情を持ち込むと、会社に大きな損害を与える場合もあり、状況判断を誤る結果にもなりかねません。
「泣いて馬謖を斬る」正すものべきは正す。組織の秩序のために斬らなければならないのは斬る側の立場にもとても辛いことですよね。
そんな決断をする場面が来なければいいなと改めて思う次第です。
「未来」って人間だけが持っている概念だ、とある本に書いてありました。
つまり、
明日は焼肉を食べよう♪
週末の会議嫌だな・・・
来月彼女と温泉に行こう!
来年までにキャリアアップのため中国語を勉強しよう!
10年後には独立しよう!!
といった「今この瞬間」より先のことをイメージして、ワクワクしたり憂鬱な気分になったりするのは人間だけらしいんです(所説あるかも!)。
これってとても素敵な能力だなと思う反面、「未来」に希望や展望を持てないととても辛い想いをするのでは・・・、と考え込んだりしてしまいます。
僕の描いている「未来」は正しいのか?
仲間や家族に楽しい「未来」をイメージしてもらえているか?
「未来」に向けて日々努力しているのか?
などなど・・・
「未来」にガッツリ向き合うと、不安や悩みが尽きません。
でもせっかく人間に与えられたこの能力!
フル活用して一度きりのこの人生を勇気を持って歩んでいきましょう!
【追伸】
「未来」といえば、ロボットですよね~。
なんか世界はすごいことになってます!
https://robotstart.info/2020/12/30/boston-dance-movie.html
(↑外部リンク)
とんでもない「未来」がすぐそこに来ているかも!
知らない「今」が世の中にはまだまだたくさんありそうです。
どんどん「未来」をアップデートしていかないと!
皆さん「渋沢栄一」という名前は聞いた事があるかと思います。
みずほ銀行・東京証券取引所など、多種多様の多くの企業を設立し、社会公共事業に尽力した人物です。
多数の事業を展開する最大の目的は「日本全体を良くしたいという公益の追求」でした。しかし1人の力ではできる事も限られるため、経営自体は信頼できる人に任せ、自らは発起人や調整役に回ることで、広範囲な事業領域に徹することができました。その「任せられる人」を見極める際の基になったのが「論語」でした。
前段が長くなりましたが、この「人を見る目」を自身で育み、実践することで、部下を持つ管理職者は大きな役割を果たすことができるのではないでしょうか。
「子曰く、其の為す所を視、其の由る所を観、
其の安んずる所を察すれば、人焉んぞ隠さんや」
訳すると
「どんなに素晴らしい行動や言動をしている人物だとしても、その動機・目的を把握し、さらに真に求めている事までを見極めなければ、信頼できるかどうかはわからない」
とでもなりましょうか。
コロナ禍の現在、様々な環境が驚くほどの速度で変化しています。このような中で「人を見る目」をしっかりと養い、先ずは「やって見せ」そして「任せ」、互いに成長する1年にしようではありませんか!!
今年も頑張りましょう!!!
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