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LEADERS BLOG

2020.7.3 / 久保繁

コロナ禍の期間、皆自粛在宅勤務で久しぶりに知人から連絡をもらい、話をすることが多くありました。皆コロナ禍を憂う内容が多かったのですが、その中でも食品関係の知人が、「選択の心理」について話をしてくれました。
「いろんな味を楽しんでもらいたい」ということで、ラインナップ豊富に24種類のジャムを店頭に出していたのですが、ある時にどうしても陳列場所を空けなくてはならなくなって、泣く泣く6種類(似通った商品は整理して)に絞ったら、その月の売上が30%もアップしたそうです。
そうなんです、選択肢は少ないほうが売れたのです。
多すぎる選択肢があると、人は決断することを諦めてしまう。まさに過剰選択肢の呪いですね。
確かにどれにしようかなと考えることは面倒ですから、面倒は無くしたほうがいいですね。
お客様に決断を迫りたい時は、選択肢を絞ることが心理的にも重要ですね。
ちなみに家庭では「晩御飯何がいい?(選択肢いっぱい)」と言われたら「〇〇がいい」と一択で返さないと、違う意味で呪いが返ってきますね。