X note

LEADERS BLOG

2023.10.27 / 清水吉樹

NHKのEテレで放映されている「考えるカラス」という番組ご存知の方いらっしゃいますでしょうか?科学における「考え方」を子どもが理解できるようにわかりやすく教えてくれる内容になっています。おそらく視聴対象は子どもだと思いますが、これがなかなか面白いんです。科学の定理や記号といった「知識を覚える」ことが目的ではなく、どのように考えるか?という「考え方(アプローチの仕方)」を具体的事例やアニメーションを使って伝えることが目的となっている点が、大人でも興味をそそられる原因だと私は考えています。
この番組ではある事柄に対して、
❶観察
❷仮説
❸実験
❹検証
というスタンスで取り組むことを「科学的アプローチ」としています。
これ見て気が付いたのですが、業務改善の手法として推奨されている「PDCA」と本質は同じなんですよね。あと「観察」を「ヒアリング」に変えると課題解決営業フローとも合致します。あと、僕たちが夢中になる「趣味」もおそらく同じような手順で没頭しているはず。と考えると、科学・営業・改善・趣味といったものは全て本質は同じということになるのではないでしょうか。そう考えると日々の様々な活動(仕事も含め)がキラキラと輝いて見えてきませんか?見えてきますよね(笑)いささか強引かもしれませんが、僕はそう考えています。でも大前提として「興味」つまり「好奇心」が必要不可欠です。それがないと「観察」しようとは思いませんしね。
ということで、これからも『もっと知りたい!』という知的好奇心を、子ども・仲間そして自分が大切に育める環境をどうすれば創れるか?!を科学的に考えながらこの番組を子どもと一緒に楽しむつもりです。何歳まで僕と一緒に見てくれるかな~・・・。
ではまた!

【参照(外部サイトに接続します)】
考えるカラス:https://www.nhk.or.jp/school/rika/karasu/