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LEADERS BLOG

2025.4.30 / 西河誠人

2019年7月にスタートした「リーダーズブログ」は、新たにホームページを立ち上げたのを機に始めました。
約300回の投稿を重ね、私自身も今回で50回目となりました。このタイミングで過去の投稿を振り返ってみようと思います。

全部読んでみてわかったことは、「ひつぎひつじ」や「Rotch」の話題が多いこと、テーマに困ったんだろうなと思う内容も多々ありました(笑)
その時の関心と思考が分かり、当時の記憶が蘇り新鮮な気持ちになりました。

その中でも何をテーマにしてるんだろうというこの2つのブログ
2022年2月25日「初老を過ぎて発見した『分け目』」
2022年8月8日「人によって違う心地良さ」

この話に共感していただける方とは、ぜひゆっくりとお話ししたいです。

約300回の投稿を通じて、三和物産の歩みと役員の想いを発信してきました。
今後も私たちが感じていることをコトバにし、皆様と共有していきたいと思います。

ぜひ、これまでの投稿を通して三和物産の成長と変化を感じていただき、今後も私たちの歩みを見守っていただければ幸いです。

2025.4.18 / 浜永 良成

漫画家の大友克洋さんと浦沢直樹さんによる、大友さんのこれまでの作品を取り上げた対談を観ました。

大友さんの漫画の超絶技巧的な緻密さ、構図の独自性、SF映画にも勝るストーリーなど、他の漫画とは異なり、学生の頃に雑誌で見た瞬間に引き込まれました。

漫画界やアニメ界に「大友克洋以前・以後」と言われるほどのイノベーションを起こし、漫画好きはもちろんのこと、世界中に大きな衝撃を与えました。

私も漫画が好きで、石ノ森章太郎著の「漫画家入門」を読んで、憧れて実際に描いてみたこともあり、大友さんもその本で漫画の基礎を学んだということが嬉しかったです。

最初は昭和のユーモアのある若者像を描いていましたが、手塚治虫、石ノ森章太郎のSF漫画に影響を受けて、自分の道はSF漫画と定め、その道を極めていくことになったそうです。

大友さんの漫画には、映画を撮る前からこれまでには無かった映画のような表現が多々あります。それを実際の映画で使うと、時として不自然さを感じることもありますが、大友さんの漫画の中ではこれこそが適切な表現と思えました。

対談の中では、大友さんの影響を大きく受けた浦沢さんだからこそ理解できる細かい部分の意味や技術の解説がありました。自分がなぜあれほど惹きつけられたのかがプロの目で解明され、その意味や技術の凄さがわかり、納得できる部分が多々ありました。その技術やシーン構成は発明でもあると感じました。

人や建物の陰影で時間や天気が表現されている。

白黒の絵なのに、シンプルな雲の表現で季節や時刻が伝わる。

余白が心理状態やシーンの緊迫感を醸しだす。

カットの多くは、創造と研究と試行錯誤を繰り返した末に生まれた独自の表現でした。

屋根裏の本棚から色褪せた大友克洋さんの漫画本を取り出して、浦沢さんが革新的な表現だと話していたところを見つけながら、じっくり読んでみたいと思いました。

と共に、大友さんは現在70歳ということですが、改めて漫画を描いてみると話しており、満を持しての今、どんな漫画が生まれるのか楽しみで仕方がありません。

2025.4.11 / 沖谷卓弥

春——。
新しいスタートの季節がやってきました。

進学、進級、異動、そして新たな目標…。
希望に満ちた季節とはいえ、我が家にはこの春、特大イベントが。

なんと、高校と大学のダブル進学!!
めでたいけど、家計にはなかなかのパンチです(笑)

そこに追い打ちをかけるように、白米大好きな我が家にさらなる衝撃が。

食べ盛りの息子と、止まらぬ米価格。
食卓に欠かせないお米の価格が…上がる上がる(汗)
もう、家計簿を見るたび目を細めたくなります。

「炭水化物を減らすべき…?」
「いや、これは逆にダイエットのチャンスでは?」

そんな冗談を交えつつ、家族で話し合う日々。
皆さんのご家庭ではどうでしょうか?

1回の田植えで2回収穫!? 希望の光
そんな中、ひとすじの希望となるニュースを耳にしました。

その名も「再生二期作」。
通常は1年に1回の収穫を、1回の田植えで2回収穫できるという夢のような農法です。

実際に、茨城県水戸市では「にじのきらめき」という品種でこの方法が成功!
長年の研究と努力が、実を結び始めているようです。

「できたらいいな」じゃなく、「できる」と信じて動いた人たち。
その強い想いと挑戦が、新しい未来を切り拓いていく。

先を読む力、挑戦する力、アイデアを形にする力。
この春、私もその姿勢を見習って、一歩踏み出してみたい。

政府の備蓄米放出で、価格が少しでも落ち着きますようにと願いつつ、
お米の未来も、我が家の未来も、もっと良くなると信じて。

さあ、こころ新たに、下半期もがんばろう!

2025.2.7 / 久保繁

先日ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画「天使にラブソングを」を久しぶりに見ました。
皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
90年代前半くらいの映画で、もう30年以上も前の映画になるのですね。。

さて、この映画ですが、犯罪を見てしまったデロリスを匿うために教会のシスターとして送り込み、その教会のシスター達の下手極まりない聖歌隊に歌の指導をして、最後にはローマ法王が聖歌隊コンサートを見に来るというストーリー。
久しぶりに見るとデロリスのリーダーシップ力が凄い!と私なりに感じて、考察してしまいました。

[デロリスの聖歌隊を指導するアクションとその効果]

・皆の歌声を聞いて、バラバラの配置からアルトやソプラノなど担当エリアを分けて、まず歌わせてみる
 →現状を把握し、体制を整える「現状把握」と「体制整備」

・担当エリアを変えただけで、音を合わせることができるようにはなった。しかし揃ってはいない。
 →まずできたことを褒めて「成功体験」、全体や個々にダメなところも指摘する「チームワークの重要性」「課題解決」

・デロリスの指導で皆がもっとうまく歌えるようになりたいと思い、シスターたちが自主練を始める。
 →スキルアップのための「モチベーションアップ」と「自己学習型」人材への意識変化

・デロリスの指導のもと初の聖歌隊コンサートにて伝統的な歌い方とパフォーマンスなど現代風アレンジの歌い方をお披露目する
 →現状(既存べき論)から問い直し「新しいことへのチャレンジ」、結果として教会に興味を集め「PR効果」により人が集まり、集客力アップ「集客効果」

・聖歌隊が評判となり、教会に人が集まるようになった。メディアにも取り上げられ、チャリティーコンサートで寄付も多く集まって老朽化した建物の修繕も可能になった。
 →「知名度アップ」「収益アップ(経済効果)」

等々、他にもいろいろな名シーンがありますが、
デロリスのリーダーシップ力、コミュニケーション力、そして何といっても「信頼を勝ち取る力(人間力)」が素晴らしいなと。

現実は映画みたいにうまくはいかないのは百も承知ですが、明日も頑張ろうと元気をもらえる良い映画だなとあらためて思いました。

2025.2.5 / 小平洋一

2025年 初のブログです。

年が明け、あっという間に1カ月が過ぎ、2月に入りました。今年も1年が早いのでしょうか・・・
今回は少し硬め?に「本質」という事について私の感じるところをお話しします。

私のよく発する口癖に「そもそもこれは・・・」と言う言葉があります。
自分自身に問い返す意味での「そもそも」なのですが、ある時「これはどうしましょうか」と言う相談を受けました。答え(指示?)を求めたかったのだと思いますが、そこで出るのです・・・

「そもそも、これは検討すべき案件なのですか?」と・・(笑)

大切なのは「問題の根本には何があって、悩み始めたのか」だと思います。表面だけを解決しても、本質に光を当てて考えない限り問題は再発します。
本質を見る事は、時には痛みが伴う事もあるかもしれませんがそれは一時で、本質を触る(改善する)事で必ず良い方向に進みますし、同じ問題の発生を防げます。その積み重ねが「成長」だと思うのです。単純な事ですが、案外難しいのです。

今年は、振り返り・問い直し、そんな積み重ねをする事で「成長」をして行きましょう!!
かくいう私も、まだまだ成長過程だな~ と思う事が山積みです・・(笑)