先輩社員インタビュー

INTERVIEWS

「月曜日が待ち遠しい!」仕事面白がり屋たちがひつぎひつじの生みの親
  • SCM本部
M.E
2018年 中途入社

突然の父との別れ

父が最後の時間を過ごす棺はSANWAで。

自分で言うのも何ですが、私の家族はみんな私の事が大好きなんです(笑)母とは今も一緒に住んでいますし、3つ上の姉は千葉に住んでいるので頻繁には会えませんが、毎朝LINEで「おはよう」と挨拶を交わすほど、頻繁に連絡を取り合っています。
そんな私たち家族にとって、5年前の父の他界は、あまりにも突然の出来事でした。大きな病気ひとつしたことがなかった父が、ある朝、息を引き取っていたのです。信じられない気持ちでいっぱいでした。父も私のことが大好きで、よく二人で待ち合わせをして野球観戦(私はホークスファン!)に行った思い出があります。仕事第一な人でしたが、家族への愛情は深かったですね。
前日まで元気に仕事をしていた父の突然の訃報に、職場の方々も大変驚かれ、通夜には500人以上もの方々が駆けつけてくださいました。多くの方に見守られる父の最後の姿は、美しく、そして穏やかであってほしい。その一心で、父が眠るお棺には、当時私が入社して間もなかったSANWAの「雅風」を選びました。私の強い想いを汲み取り、迅速に手配してくださった会社や上司、同僚には、本当に感謝しかありません。そのおかげで、父を無事に見送ることができました。
父との別れを経験してから、母に対する接し方が少し変わったように思います。以前よりもっと根気強く話を聞くようになったり、家で過ごすことが多い母を、意識して外に連れ出すようになったり。父が突然いなくなった現実と向き合う中で、家族として支え合うことの大切さを、改めて強く感じています。

このままじゃダメだ。

面白い仕事がしたい。

大学では環境デザイン学科に所属し、服飾デザインに熱中しました。課題制作のために夏休みも毎日学校に通い、ひたすらミシンを踏んでいました。ただ、それを仕事にしたいとは特に考えていなかったんです。
そのため大学卒業後は、専門学校に進学して専門職になってみたり、朝日を見ながら帰宅するようなハードな仕事についてみたり、様々な職場を経験しました。SANWAに入る前の職場は残業もなく、給料にも満足していたのですが、出社して午前中で仕事が終わってしまうほど楽な仕事だったんです。元々条件で探して決めた仕事だったので、その環境が好きな人にはギャップがなく良い職場だったと思うのですが、私は「やっぱりこのままじゃダメだ」「もっと面白い仕事がしたい」と、常に求人情報をチェックするようになりました。そんな時に、現在の上司に声をかけていただき、SANWAに出会いました。

必要とされてる!

忘れられない達成感と喜び

SANWAに入社してからは、ずっと特注商品の発注や物流に関わる部署にいます。声を大にしてお伝えしたいのは「とにかく仕事が面白い!」ということ!最初は業界知識ゼロからのスタートでしたが、知識が増え、自分でできることが増えるにつれて、どんどん仕事が楽しくなっていきました。
印象に残っている最初の仕事は、流産や死産で小さなお子様を亡くされたご家族のための「胎児用のお棺」を作るプロジェクト。チームで「今、世の中に何が必要とされているか」を話し合い、形にしたものです。このお棺が初めて売れた時は、本当に嬉しかった。「ああ、やっぱり必要としてくれる人がいたんだ!」と実感し、思わず社長に報告メールを送ってしまいました。
もう一つは、SANWAのオリジナルキャラクター「ひつぎひつじ」の企画・運営です。BtoB企業である私たちが、一般のエンドユーザーの方々と直接的な接点を持つにはどうすれば良いか。その課題への挑戦として、SNSでの情報発信を強化するべく生まれたのが、この「ひつぎひつじ」でした。一見すると、白くてふわふわした可愛らしい羊。しかし、よく見ると頭には棺の扉がついています。「そんなデザイン、アリなの!?」と驚かれることも多い、非常にユニークなキャラクターです。私たちはこのキャラクターを通して、X(旧Twitter)でその世界観やメッセージを発信し続けました。さらに、グッズ制作・販売プロジェクトも始動。ぬいぐるみやハンカチなどをECサイトで葬儀業界とは直接関わりのない一般の方々にもご購入いただけたことに、本当に感動しました。
実は、このキャラクターが生まれた当初、社内からは「死を連想させて怖い」といった戸惑いの声も少なからずありました。しかし、私たちは「ひつぎひつじ」を通して、死をただ暗いものとしてではなく、「今を大切に生きる」ことへの気づきを与える存在として描きたい、という想いを持っていました。そのコンセプトを発信し続ける中で、少しずつ世の中に受け入れられ、共感が広がっていくのを肌で感じることができたのは、大きな喜びであり、確かな手応えでした。

社長の想いをカタチに。

学びと挑戦で、会社をもっと面白くしたい!

プロジェクト以外でも、様々な成長の機会をいただいています。昨年は、SMBCグループさんが主催する「GGP(GREEN×GLOBE Partners) Edge Program」というプログラムに、社長や他のメンバーと一緒に参加させていただきました。これは、企業の成長と社会的な価値創造の両立を目指す取り組みで、専門家の方々に入っていただき、会社の目指す姿(ロジックモデル)を言語化し、ブラッシュアップしていくというもの。言語化のプロの方のスキルに感銘を受け、非常に勉強になりました。普段の業務では得られない貴重な経験でした。
SANWAに入社してから「月曜日が来ないで欲しい……」と思ったことがないんです!前職の退屈だった日々を思うと、今は毎日が充実していて、仕事に行くのが全く苦になりません。
SANWAという会社が私にとって「楽しい場所」だからこそ、今後は社長が考えている面白い取り組みや会社のビジョンを、社外はもちろんのこと「社内にももっと広めていきたい!」と思っています。それにより、会社全体を盛り上げていきたい。SANWAは今でも最高の会社ですが、一人ひとりの社員が成長し、新しい力が加われば、もっともっと素晴らしい会社になっていけると確信しています。

就活生へのメッセージ

SANWAは、「成長したい」「面白いことをやりたい」という人にとって、最高の環境だと思います。私自身、特別なスキルがあったわけではありませんが、ここで様々なプロジェクトに関わり、色々な経験をさせてもらいました。知識ゼロからでも、周りの人がサポートしてくれますし、何より人間関係が良いので、安心して新しいことに挑戦できます。
「やりがい」って、後からついてくるものかもしれません。まずは「楽しい」と思えるかどうか。私はSANWAで、「仕事ってこんなに面白いんだ!」と感じることができました。月曜日が来るのが楽しみになるような、そんな会社です。もし皆さんが「退屈な毎日は嫌だ」「何かワクワクすることに挑戦したい」と思っているなら、ぜひSANWAの扉を叩いてみてください。一緒に会社を盛り上げてくれる仲間が増えることを、楽しみにしています!

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Go beyond the boundaries of common sense with excitement.
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常識の枠を、わくわくで超えろ。 過去も常識も置いて、まだ誰も見たことないワクワクを探しにいこう。

誰かが決めた「当たり前」に 縛られなくていい。
昨日までの自分を越えて、 まだ誰も見たことのない未来へ。
その決断をするのは、今だ。

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