ピックアップ! 【事例紹介】01

※○○は販売強化したい注力商品で構いません。
A社が抱えていた問題
・商品ごとに説明共有などはなく、自分でセールスポイントを考えなければいけない
・商品点数が多いため説明を全部考えれない
・説明できない商品はあまり勧めたくない
・切り返しに困ったり、説明しにくい商品は紹介せずに流している
といった問題によりオプション販売の受注率に伸び悩みを感じていた。
A社の課題
商品知識を深め、自信を持って販売できる環境をつくる
※全商品は難しいため注力商品に絞る
取組み内容
実施名: 「雅風を眺める会」
雅風(現物)を真ん中に置き、それを眺めながら、参加者それぞれが考える
「良いところ」「わからないとこと」などを話し合うだけ
※雅風とは三和オリジナル棺です。
△ポイントは3つ △
1.注力商品をどうすれば売れるのかを一緒に考えるという趣旨(目的)を握ること
2.社員が感じている「わからない」を全部出し、みんなでその不安を解消するための解決策を考えること
3.その商品の良い部分(おすすめポイント)をまとめ共有すること

社員の中で出てきた不安と解決策
・見る角度によって色が変わる → あえて拘ったことを強調しよう!
・何色かわからないから勧めにくい → カラー名を統一「シルバーグレー」と呼ぼう!
・桜柄が金色になっている説明ができない → 月明りに照らされた桜を表現しているって導入時に言ってたよ~
おすすめポイントの共有
・窓が大きく装いも綺麗に見える
・形状が流線形と他商品にはない特徴的なカタチ
・桜柄は日本を代表する誰もが好きな花
・誕生月や好きな季節、時節柄など桜にまつわる素敵な想い出と絡めて提案
結果
・今までの「わからない」が「わかる」ことで、紹介してみよう!という意識が高まった。
・眺める会に参加したメンバーの成果を受けて、
私も「売らなければ~」といった 良い意味での同調圧力 (ピュアプレッシャー)が生まれた。
・社員間でお互いの不安を解消する取組みによりチーム力・団結力が生まれた。
・注力商品(雅風)の受注率が4倍になった。
・・・といった効果があったようです。
ぜひ、同じような問題を抱えている葬儀社様にとってのお役立ち情報になれば幸いです。
【余談】なぜ、眺める会なのか?
商品知識を高めるためには「勉強会」でもいいのですが、
勉強というフレーズが、何かを学ばなければならない・・・嫌だなぁ~というマイナス心理を生み、
やらされ感をつくってしまうのではないか?
学びの押し付けではなく、眺めながら思ったことを言う場であれば、 心理的なハードルが下がるのでは・・・
ということで表現を少し変えて「眺める会」にしたとのことです。
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