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2026.2.20 / 西河誠人

「お父さんの趣味って何?」

先日、大学生になる息子から不意に聞かれ、私は数秒フリーズした挙句、「……特にないな」という、我ながら絶望的にくそ面白くない回答をしてしまいました。

普段は「挑戦」だの「面白がる」だの、威勢のいいことを言っている男の末路がこれです。

すかさず子供から「いやいや、映画も観るし本も読んでるじゃん。スポーツ観戦とかは?」と、もっともなツッコミが入りました。確かにそうです。でも、自分の中でそれを「趣味です!」と胸を張って言えない、妙な後ろめたさがあるんです。

というのも、恐らく私の中で「趣味=履歴書に書けるぐらいのもの」か「余暇にお金をかけてでも楽しみたい、行動したいもの」という、ストイックな認識がこびりついているせいで、中途半端な自分を出すのが申し訳ない気がしていたのです。

そこから「趣味ってなんだ?」と気になり、少し調べてみました。

博報堂生活総合研究所の「生活定点」調査(2024年)を見てみると、「自分は無趣味である」と回答した人は22.5%もいるそうです。

案外、同志がいるんだなと少し安心しました。

しかし、だからこそ余計に「趣味ってなんだ」と気になり始めています。

結局、世の中で言う「趣味」って、みんな一体何のことを指しているのでしょうか?

「趣味はない」と答えた22.5%の同志たちと一緒に、一度じっくり問い直してみたい気分です。